こんなお悩みありませんか?
<歯がでこぼこしている>
○でこぼこしていると感じる
○歯と歯の間に食べ物が詰まりやすい
○八重歯が飛び出ている
<受け口>
○顎がしゃくれていると感じる
○下の顎が大きい
○前歯のかみ合わせが逆
<出歯>
○上の前歯が飛び出ている
○無理して口を閉じると、口元が不自然になる
○噛んだ際、上の歯と下の歯のに隙間ができる
○舌を前方に突き出す癖がある
<すきっ歯>
○歯と歯に隙間がある
○サ行が発音しにくい
<その他>
○歯周病がひどい方
○顎関節症の方
当院では、噛み合わせをしっかりと治すことを特に重視しています。矯正も、単に見た目を良くするだけでなく、奥歯でしっかりと物が噛めるようになることを目指しています。
奥歯で噛むことで、口の周囲の筋肉、喉の筋肉、舌などの機能を高める他、脳への血流も良くなります。
噛み合わせが悪いとこんなことに
前歯の歯並びの悪さ(見た目の悪さ)に比べて、奥歯の歯並びの悪さ(噛み合わせの悪さ)は軽視されがちです。しかし、噛み合わせが悪いとこんなにも悪い影響が出てきます。
- 口呼吸が多くなり、喉や肺に負担がかかる。
- 鼻づまり・鼻炎など鼻の不調を感じる。
- 消化吸収が悪くなる。消化器官に負担がかかる。
- 歯周病が酷くなる。
- 奥歯が倒れて全体の歯並びが悪くなる。
- 上顎と下顎をつなぐ顎関節に負担がかかり、顎関節症を引き起こす。
- 筋力のバランスが崩れて姿勢が悪くなる。
- 上下の顎の発育や顔の成長に影響を与えて、不調和をもたらす。(顔が歪む)
- 視力が低下する。
- 脳に十分な血液が送り込まれず、脳細胞が活性化しない。
- 顎や顔の筋肉が発達せず、表情が乏しくなる。
- ストレスがたまる。
当院では、年齢にかかわらず、矯正によって歯並びを良くし、噛み合わせを改善することが、将来の健康に繋がると確信し、強く推奨しております。50~70代で矯正をする方も少なくありません。
当院の矯正治療メニュー
当院では、歯の表面に装置を付ける従来のワイヤー矯正から歯の裏側に装置を装着する裏側矯正、取り外しが可能なマウスピース矯正まで、患者様のご要望に合わせて幅広く対応しています。
ワイヤー矯正
表側矯正と言われるスタンダードな治療法です。歯の表側にブラケット呼ばれる装置を取り付けて、その間にワイヤーを通します。ワイヤーの張り方を調整することで微妙なコントロールができ、ねじれや曲がりのある歯も綺麗に揃えることができます。近年は透明で目立ちにくい装置も開発され、見た目も気にならなくなっています。
マウスピース矯正
透明のマウスピースを使った目立たない矯正治療です。一定期間ごとに形が違うマウスピースを交換して歯を動かしていきます。
透明なので周りの人に気づかれることがほとんどありません。取り外しが簡単にできるので清掃性は高いですが、その分自己管理が大切です。必ず歯科医師の指示通りに装着してください。
矯正治療の流れ
1. 精密検査 (所要時間:約1時間)
2. 診断・治療計画の説明 (所要時間:約15~20分)
3. 前準備(所要時間:約5分~30分)
4. 矯正装置をつける (所要時間:2時間半~)
5. 歯磨き指導・筋機能訓練 (所要時間:約15~20分)
6. 矯正治療(動的治療) (治療期間:約2年半~3年が目安)
7. 保定 (保定期間:約1~2年が目安)
当院の矯正治療専門ドクター
伊東 俊介
神奈川歯科大学卒業
同大学臨床研修課程終了
同大学歯科矯正学講座基礎研修課程終了
東京矯正歯科学会・日本矯正歯科学会 所属
当院では矯正治療専門のドクターが治療を行っております。
噛み合わせチェックリスト
顎関節症
口や歯の機能的な面を考えると、矯正治療と顎関節症治療は密接な関係にあります。
顎関節症の治療も「奥歯でしっかりと噛む」ということに深く関係しているからです。そのため、当院では顎関節症の治療にも力を入れています。
- 噛みにくい、飲み込みにくいと感じることがある。
- 歯みがきがしにくい。
- 歯が倒れてきた。
- 口元の見た目が変わってきた。
- 肩や首が張っている。
当院の治療方針
顎関節症の予防
下顎の第一小臼歯(真ん中の歯から数えて4本目の歯)は抜歯しません。この歯を抜去すると噛み合わせ調整がうまくいかず、顎関節症を引き起こしやすくなってしまいます。
奥歯で噛む大切さを重視
一般的な矯正治療では現状の第一大臼歯(一番奥から数えて3本目の歯)を基準にして全体の位置を移動させていきますが、当院では奥歯で噛む大切さを重視しており第一大臼歯も含めて移動させていきます。
口の筋機能訓練
奥歯でしっかり噛むことを習慣づけるため、口の筋機能訓練も治療に取り入れています。
顎関節症の症状
- 口を開けるとき、カクッと音がするあご
- 口を開けるとき、顎が痛い
- 顎の筋肉に、痛みやだるさを感じる
- 顎の関節に、痛みや不快感がある
放っておくと……
- 首や肩のこり
- 腰痛
- 手足の痺れや痛み
- 自律神経失調症
歯並びと合わせて、顎の機能も正常化することで、奥歯でしっかりと噛むことができるようになります。そして、奥歯でしっかりと噛めることが、将来の健康に繋がっていくのです。
顎関節の異常とは
正常な状態の顎関節
正常な状態は上の顎と下の顎の目盛りが関節円板をはさんで、一線となっています。関節円板はやや前方斜めになっています。
補綴物を装着する場合はこの状態が保たれるようにしないと、噛み合わせが悪くなりいろいろな障害が起こります。
顎関節の異常の進行
(1) 関節円板が前方に移動しています。口を開けるとカチッと音がします。
(2)(1)の状態で口を開けると、カチッと音がして下顎の小頭が関節円板の中に入ります。
(3)異常を長期間放置すると、口を完全に開けることができなくなり、痛みも激しくなります。
検査の流れ
1. パノラマX線撮影
2. セファロX線撮影
3. 骨格と歯列の関係を診断します。
4. 顎関節MRI撮影
5. MRI設備の整った総合病院などで撮影します。顎関節の鑑別診断には欠かせません。
【CT撮影】
主に上顎洞と歯根の関係を検査するために撮影します。
6. 噛み合わせの診断
7. 型を取り、咬合器という器機に装着します。
8. アキシオグラフ採取